活字をこえて

製本と修繕を習っています。本に関することや考えたことの記録。

製本修行

20190217【製本修行】3~5冊目完成

お師匠の繁忙期に区切りがついたので、筒井敬介著(?)『ガリバー 十六年七か月の旅』林芙美子著『散文家の日記』出隆著『詩人哲學者』の続きをしに工房へ。 表紙を作るところからなので、箔押しまでいくのは難しいかな…と思っていたら、お師匠は完成させる気…

20190124【製本修行】2冊目完成

仕事で足止めを食ったので、いそいでバスに飛び乗る。昼に残しておいたパンをかじりながら製本所へ。フランス人は決して食べ歩きしないそうだけど、今だけは関係ない。 2分すぎて到着すると、お師匠が絵本の見返しをはがしているところだった。絵付きのハー…

20190114【製本修行】今年最初の製本修業

(1冊目を仕上げてからも、新しい修繕に2回行ってますが、それぞれワークショップのお客さんとお話ししながらだったため、こわしと綴じで終わってました)お師匠がせっかちなので、今4冊同時に進んでます。 今日は3冊分綴じ、うち1冊は2束綴じを習いました。も…

20181205【製本修行】弟子入り4日目 箔押し

両親の結婚記念日なのでクリスマスカードを贈った。実家に煙突を導入したということで、「(暖炉じゃなくてストーブだけど)煙突飛行ネットワークですぐに帰れるようになるね。交通費もかからないね」と冗談を言ったら、「それしよ思たらそっちの部屋(※アパ…

20181128【製本修行】弟子入り3日目 表紙貼り

思いがけず業務が多かったが、残業してほしそうなチーフに謝りつつ工房へ。 バスを待つ間、残しておいた昼ご飯のあんパンを食べる。小雨。 前回固めた背が、強いプレスで耳のようになったというので、角背上製本にすることに。短いハンマーで耳を作るように…

20181123【製本修行】弟子入り2日目 綴じ&背固め

欲しかった歌集が増版されると聞いて、紀伊國屋にしかまだ入っていないらしく、調べてみるとやっと本町店に在庫僅少とあり、いてもたってもいられず朝一番で大阪へ行く計画を立てた。祝日は開店が1時間遅く、やきもきしながら向かいのベローチェで『編む人』…

20181112【製本修行】教材探し

※時系列は前後しています※仕事を定時で切り上げ、久しぶりに母校へ。修繕の練習になるような廃棄本があるとしても、アテはそんなにない。古本屋にはだいたい売れる状態のものしか置いてなく、昨日訪ねた古本屋で聞いたところによると、だいたい自分で修理し…

20181115【製本修行】弟子入り1日目 こわし

職場でひとり倒れ、しわ寄せが来ていたが、それどころではない。定時で切り上げて移動中におにぎりを詰め込んで、待ちに待った教室の日。 下記の通り課程を考えてくださった。修繕本コース 全4回シリーズ 1こわし+補修 2とじ+背がため 3修繕製本におけ…

20181110日記

おとといは調べ物のため、久しぶりに図書館へ寄った。製本関連の本が6冊、町田康が1冊、ティーンのころ読んでいたシリーズの続きのノベルズを2冊。さらに予約を2冊ぶん依頼する。 帰宅後、ビールを飲みながら軽いものから読んでいると、ページの隙間からから…

20181107日記

アラステア画集を雪さんに返却。 サバト館が鷹峯の住所になっていることなど話題にする。 昨日『蒐める人』をお返ししたときも長話(になることがわかっていたので事前に社用メールで感想を伝えていたにも関わらず)をしたので、今日は聞きそびれいたことだ…