活字をこえて

製本と修繕を習っています。本に関することや考えたことの記録。

2019-01-01から1年間の記事一覧

20190425【無二文庫】2冊目

『船の旅 詩と童話と銅版画 南桂子の世界』 今日誠光社に寄ることは、実は前もって決めていた。 就活にいったんの区切りがついたからだ。 あとは結果を待つのみの落ち着かない日は、気を紛らわせるに限る。 かといって、ぶらぶらと気を紛らわせてばかりもい…

20190420【無二文庫】1冊目

『Bookworm House & Other Assorted Book Illustrations』赤井稚佳 / 編集:堀部篤史(誠光社) 「無二文庫」は書店でも出版社でもなく、本棚を作るという漠然とした企画の名前だ。依頼で本棚をコーディネートし、あなたの無二の文庫を作るという企画。 初依…

20190217【製本修行】3~5冊目完成

お師匠の繁忙期に区切りがついたので、筒井敬介著(?)『ガリバー 十六年七か月の旅』林芙美子著『散文家の日記』出隆著『詩人哲學者』の続きをしに工房へ。 表紙を作るところからなので、箔押しまでいくのは難しいかな…と思っていたら、お師匠は完成させる気…

20190124【製本修行】2冊目完成

仕事で足止めを食ったので、いそいでバスに飛び乗る。昼に残しておいたパンをかじりながら製本所へ。フランス人は決して食べ歩きしないそうだけど、今だけは関係ない。 2分すぎて到着すると、お師匠が絵本の見返しをはがしているところだった。絵付きのハー…

20190114【製本修行】今年最初の製本修業

(1冊目を仕上げてからも、新しい修繕に2回行ってますが、それぞれワークショップのお客さんとお話ししながらだったため、こわしと綴じで終わってました)お師匠がせっかちなので、今4冊同時に進んでます。 今日は3冊分綴じ、うち1冊は2束綴じを習いました。も…